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――コンコン。 ?「失礼します。 教頭「・・あぁ、君か。まぁ掛けたまえ。 ?「二人共に返り討ち・・・無様ですね。 彼らは再起不能でしょうが、処分はいかがしますか? 教頭「殺すな、死体を処分するのだって金がかかるのだ。 ?「お優しい事で・・・・ まるで、彼らがこの計画を潰すのを望んでいるみたいですよ? 教頭「口を慎め・・・ッ! ?「・・っと、これは失礼しました。 教頭「上から、矢が戻るまでは金は出さん。との事だ。 こちらは少ない予算の中で、何とかやりくりしてるってのにッ! ?「・・・中間管理職も大変ですね。 教頭「まったく・・ 矢の件は任せる。 No.を1人なら連れて行く事を許可しよう。 ?「了解しました。 ――― 明菜「フンフフ~ン。 鏡の前で身支度を整える明菜。 何しろ夏休みに入ってすぐ、海に行った1回しかデートしていないのだ。 8月に入り、暑さも最高潮。久しぶりのデートに、明菜の機嫌も最高潮だった。 明菜「何着ていこうかなぁ~。ワンピース?いやいや、敢えてのパンツスタイルで・・・ 郵便小人「マスター・・時間・・・大丈夫ですか? 筆小人「時間がないよぅ!後10分しかないよぅ! 明菜「嘘ッ!?もうそんな時間? ええぃ!ワンピースじゃなくて良いやッ! 郵便小人「・・・はぁ、やれやれですね。 筆小人「急いでマスター! 明菜「分かってるッ! ダダダダダダ・・ 明菜「いってきま~すッ! 明菜の母「気をつけてね~。・・・(あの子、最近独り言が多くない? ――――駅前。 明菜「はぁ・・はぁ・・・間に合った。 氷室「おぅ。来たか。 明菜「へへッ・・お待たせ! 今日、どこに行くの? 氷室「・・まぁ、ついてくれば分かる。いくぞ! 明菜「うんッ! 二人は電車に乗り、市外のデパートへと向かっていった。 明菜たちは少しだけ上った市にあるデパートに来ていた。 氷室の欲しいものも売っているし、何よりグループや殺人鬼に襲われるリスクも低くなると考えたのだ。 ――― 明菜「ねぇねぇ~、買い物って何? 氷室「ついてくれば分かる。 ――アクセサリショップ 明菜「ここって・・・ 氷室「こっそり買っておいても良かったんだがな、指のサイズ知らねェからよ! 明菜「まさか・・ずっと会わなかったのは・・・ 氷室「違ぇよ!ホラ、どれにすんだよ!? 明菜「・・・ひーちゃん!大好きぃ~~ッ! 氷室「うぉ!?バカやめろ!こんな場所でくっつくな! 大体、ひーちゃんって何だよッ!? ・・・・・ 店員「ありがとうございましたー。 明菜「んふふふ~。 氷室「何だよ?気持ちわりいな。 明菜「別に~! 携帯「ギャアァアァアァアァアッ!!! ――ピッ 氷室「何だ?犬のウンコでも踏むか? 明菜「・・違うッ!何でこんな時にッ!! ドドドドドドド・・・ 明菜「敵が・・・ッ! 携帯【3分後、マスターは敵スタンドの攻撃により、指切断の大怪我。】 氷室「・・?何だか分からねえが、回避出来る危険だろ? 俺が守ってやる!!レッド・・・ 明菜「駄目!ここは室内だからスプリンクラーが作動しちゃう! それより書き換えた方が確実よッ! ・・・・・よし。 攻撃を回避し、怪我しない・・・と。 氷室「・・便利だなぁ。 明菜「まぁね~。 さて、後は運命の力が私を守ってくれる。 さっさと、外に逃げましょう! タタタタッ・・・ 携帯「ギャアァアァアッ! 明菜「ッ!?また? ・・・送信ッ! 携帯「ギャアァアァッ! 明菜「どんどん送られてくるッ・・・ 氷室「おいッ!敵はどんな奴だッ!? 明菜「分からないッ!そこまではッ! 携帯「ギャアアァアッ!! 郵便小人「マスターッ!!ここはまずい!早く逃げてッ!! 筆小人「早く早くぅ!! ドドドドドドド・・・ 携帯「ギャアアァアッ!! 明菜「くぅッ・・間に合わないッ!! 氷室「何ィィッ!? ?「なかなか厄介な能力だが・・ 絶え間なく攻撃を仕掛ければ、メール送信など追いつくはずもない。 氷室「・・・てめえッ!! 明菜「・・・(何も起こらないッ!?怪我をするんじゃないの? ――ドンッ 男「あいたッ!失礼、怪我はありませんか?お嬢さん? 明菜「あ・・えぇ~と・・・ありますん、毛が。 男「・・?意味不明ですが・・・効果はあった様ですね。 明菜「!? 氷室「ッ!携帯見せてみろッ!! ゴゴゴゴゴゴ・・・ 携帯「10秒後、敵スタンド攻撃により、マスターはスタンド使用不可。 ?「私が攻撃しようとする度に、一般人が間に入って邪魔してくれたが・・・ これからの攻撃に邪魔は入らないな。 男「フフフッ・・! 氷室「(・・くそっ!2対1・・ッ 攻撃は囮・・・ 明菜の送信が追いつかなくなった時点で能力を封印してきたのかッ! 明菜「あ・・何?どうしての?わたわた何? 男「言語能力を著しく低下させていただいた。 ま、しばらくすれば元通りになるよ。 ?「大人しく我々についてきてもらおうか・・・佐伯 明菜。 氷室「・・てめぇッ!見たことある顔だと思ったら! 【誘拐チーム】か! 明菜をさらってどうするつもりだッ!? ?「ご名答。私の名は椎名。 君ら3年の3つ上・・・ま、OBって奴だな。 そこの男は、披検体No.8。名前は木村だ。 氷室「んな事ァ聞いてねぇッ!! ―ガシィッ! 椎名「汚い手で気安く触るんじゃないぜ・・・ ――スッ 椎名の腕からスタンドの腕が現れ氷室の腕を掴む。 氷室「・・チィッ! (室内じゃスタンドを出せない・・やべぇ! ――ドグシャッ! 氷室「うぶッ!? 顔面にマトモに裏拳を喰らい、倒れる氷室。 椎名「今のは、私の優しさだ・・・ スタンドの使えないお前に対するな。 大人しくしてろ。 氷室「野郎ォ・・・! ドドドドドドドドドドド・・・ 一瞬、頭に血が上りかけた氷室だが、すぐに冷静さをとりもどす。 氷室「(明菜は木村って奴に捕まっている・・・ さらに天井のスプリンクラーのせいで、俺はスタンドを使えない。 ・・・くそっ!どうする・・!! 明菜「ひ、ちゃんう、うえぇえ!! 木村「・・・? 何を言ってるのか本当に分かりませんなぁ。 氷室「(上! ・・・・ここはスプリンクラーが無いッ!) レッド・ホットッ!! ――ズボゥッ!! ライターの炎から現れるR・H! 椎名「何ッ!? 木村ッ!その娘はまだ意志を伝えられるぞッ! 木村「おぉ!?なかなかの精神力ですな! 【バーバル・アイズ】ッ!! タキシードにシルクハット。紳士な出で立ちだが、顔が無く眼球しかない。 そんなスタンドが明菜の頭に触れる。 明菜「ああああああッ!! 氷室「テメェッ!! 明菜から離れろッ! 木村「ご心配なく・・・命の危険はありませんから。 氷室「そういう事じゃねェ~~ッ!! 木村に向かうR・H。 椎名「奴を大人しくさせろ。【ipod!】! ―ドガァッ!! 氷室「ぐはッ! ドドドドドドド・・・ 椎名「確かに、水の無い場所でお前のスタンドは【無敵】だ。 だが、本体が無防備になっていてはその長所も生かせない。 敵の前に本体を晒したままスタンドを使うなどは・・・愚かだな。 氷室「くっ!・・・ 椎名「木村、先に学校へ行け。 木村「了解したッ! 明菜をスタンドで抱え走り出す木村。 氷室「待ちやが・・・うぐッ! 椎名「女より自分の心配をしたらどうだ?氷室。 ドドドドドドドド・・・ 氷室「・・そうかよ、だったらテメェをぶちのめして明菜を取り返すッ!! ォァアアアッ!!レッド・ホットォォッ!!! 椎名「・・(さて、後はコイツをどうするか・・・だな。 R・H「ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラッ!! IP「AaAAaaAAッ!! ―ドガドカドガドガドガガッ!! 椎名「・・・(やはり、コイツの方が速いかッ!殴り合いは不利・・・となると・・・能力勝負だな。 ――ドガァッ!! 椎名「ぐはッ! 氷室「捉えたぞォオォああああッ!! ドラララァーッ!! ―ドゴドゴドゴッ! 椎名「ぐぅッ!(こ、こんなに速いとは計算外・・・ッ!だが、勝つのは俺だ!) ipod!ッ! ―ガッシィッ!! ―氷室には何が起きたか分からなかった。 ただ、椎名を殴っていた自分のスタンドの腕が、スッパリと切断されているのを呆然と眺める。 氷室「・・・・え? ドドドドドドド・・・ 椎名「これがipod!の能力だッ!周囲1mの空間を反転させ、その境に居たもの全てを切断させるッ! 氷室「ふ~ん・・・そうかい。 俺のスタンドは炎だからよぉ・・・切られようが、なにされようがダメージは無いんだぜ? 切断面の炎から再び 腕が形作られる! 氷室「てめぇの能力は俺には効かねぇ・・! 椎名「なッ!く、来るな・・・ッ! ジリジリと後ずさりする椎名。 氷室「アイパー、アイパーうるせえ野郎だな・・・ 今からてめぇのドタマをアイパーにしてやっからよぉ~ッ!?あ゛!? 椎名「あ・・・アイパーじゃないッ! i、p、o、d! 氷室「あ゛!?アイポッドならアイポッドって言えやッ!! ・・ジリジリ 椎名「アイポッドじゃない・・・アイパッだ! 発音に気をつけろッ! 氷室「・・ぐだぐだと!!うるせえ!野郎だなぁッ!? ブッ殺すッ!! 椎名「・・・な~んてな。お前がグダグダしてる間に・・・スプリンクラーの近くまで俺は移動していたんだぜ? ン~、我ながら・・・惚れ惚れする演技だな。 氷室「!?しまっ・・ ――ドジャアアアァッ! 氷室「グアァアッッ!? 椎名「消えろォーッ!R・Hッ!! 水をかけられ、R・Hの炎の勢いが弱まっていく。 氷室「くそ・・ッ!!だが・・・ 諦めねェッ!!諦めてたまるかッ! そのまま、ズカズカと椎名に歩み寄る氷室! 椎名「あはっはっはァ~ッ!! 無様だな氷室!! そんな状態でまともに戦えるとでも思ってるのか!? ドドドドドドドド・・・ 氷室「・・・はぁ、はぁ・・やってみねェと・・・分からねえだろ? R・H「ドラアァッ! 椎名「・・・ッ!(差し違える気かッ!!)ipod!ッ!! 椎名のスタンドが、R・Hの攻撃を受け止めるべく、防御姿勢をとる。 しかし。 ―ヅドッゴォッ!! 椎名「うげぁッ!! (・・な、なんだ!?スタンドをすり抜けて・・・俺だけを殴ったッ!? 氷室「俺の・・スタンドは炎ッ! 固めて殴り・・薄めて・・すり抜けるッ!! ――ドゴォオッ! 椎名「うげぁあ!? (な・・水に弱い以外攻守とも無敵だとでもいうのかッ! ――ドッゴォッ!! 椎名「うぶッ!(マズイッ!ガードすら・・出来ないッ!! ――ドゴォオオッ!! 椎名「・・ぶぷッ!(こいつ・・・この凄みッ!こ、殺されるッ!! 消え入りそうなR・Hが拳を振り上げる。 椎名「ヒィイィイッ!?や、やめてくれッ!! 椎名はギュッと目をつぶる。 ――ピタッ。 R・Hの拳が止まり氷室がスタンドを納める。 氷室「はぁ・・はぁ・・・(限界だ・・! ちく・・・しょおッ!! ―ドサッ。 そのまま倒れ、氷室は気を失った・・・ ―――― ――― ――? 椎名「・・・?? 椎名が、目を開けると、氷室が倒れている。 椎名「おい、氷室ッ!! 氷室「・・・・・・ ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 椎名「ふ・・フハハハハハハハハッ!! 勝った!勝ったぞ!! 無様だが、勝ちは勝ちだ!! ハハハハハハハッ!! 氷室「(・・・明・・・菜・・ ドドドドドドドドド・・・・!! 佐伯 明菜 スタンド【ニューオーダー】 バーバル・アイズの能力によりスタンド能力を封印され、誘拐されてしまった。 氷室 泰晴 スタンド【レッド・ホット】 ipod!に敗北(正確にはスプリンクラーに敗北) 明菜をさらわれてしまった。 遥「(明菜・・・今日デートらしいけど、指輪買って貰えたのかしら? ヒゲ「ナァ~(遥・・・何か来たぞ。 ―ブロロロ・・・ 遥「車・・・ね。 ヒゲ「(血の匂いがする・・・ッ 遥「ッ!? ―ガチャッ 遥「・・・・な・・・・ 遥のアパートの前に打ち捨てられていたのは、血まみれの氷室であった。 遥「ひ、氷室ッ!? どうしたのッ? 氷室「う・・・明菜が・・さらわれ・・・たッ! 遥「――ッ!? 氷室「【矢】と・・・引き替え・・学校に・・・ゲホッ! 遥「・・・分かったッ!今、救急車呼ぶから! 氷室「いい・・こんな傷、少し・・・休めば気合い・・後から・・・行く! 遥「・・分かった。 ヒゲッ!看病頼むわよッ!! ヒゲ「にゃ!(まかせておけ! 遥は学校へ向けて走り出すッ! 氷室「なぁ・・・ ヒゲ「にゃ(何だ? 氷室「猫に・・看病って・・・出来るのかよ? ヒゲ「(案ずるな、元より無理。電話を貸してやるから自分で救急車を呼べ。 氷室「・・・だよな。 ―タタタタタッ・・ A・T・M「やぁ、上城。 そんなに急いでどこへいくんだい? 上空を飛ぶ柳井が声をかける。 遥「あ、柳井ッ!明菜が・・さらわれたッ!! この事をすぐに横尾に伝えてッ!! A・T・M「ッ!!奴ら・・直接奪うのが難しいと感じたか・・ッ! 分かった。伝えたら僕も行く! 無茶するなよッ! 遥「頼んだわよッ! ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 矢ノ匂イ・・・スグ近クニ・・・ ?「ふむ、奴等らしい・・・大方、人質でも取ったのだろう。 上城 遥・・・【矢】を得たのは、果たして【運命の引力】か? フフ・・・ハハハハッ!! ―――学校。 ドドドドドドドド・・・・・ 遥「(明菜ッ!今行くわ・・・! /└────────┬┐ To Be Continued... | | \┌────────┴┘ 使用させていただいたスタンド No.267 【スタンド名】 バーバル・アイズ 【本体】 木村(No.8) 【能力】 触れた相手の言語能力を著しく低下させる No.302 【スタンド名】 ipod! 【本体】 椎名 【能力】 スタンドを中心に半径一メートルの空間を180度回転させる < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用、AI学習の使用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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414 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/08/25(金) 00 34 45 ここは氷室についてきてもらおう。 三人分の昼飯を抱えて持つのは大変そうだし。 ……それでも、俺と蒔寺の分だけで結構な量になりそうな気はするが。 「わかった、蒔寺の分は買ってきてやる。氷室、すまないが付き合ってくれるか」 「ああ、承知した」 俺の言葉に、氷室はすんなりと頷いてくれた。 だが、それに不満そうな声を上げた女が一人。 「……またあっさり引き受けるね衛宮。 もうちっと引っ張ってくれないとこっちも拍子抜けなんだが」 「ごねても仕方ないだろ。それに、昼休みだっていつまでも続くわけじゃないんだ」 そうこうしている間にも時間は過ぎているのだ。 タイムイズマネー。 蒔寺と連れ立っていくよりも、こっちのほうが効率がいいだろう、というのも理由の一つだ。 「へぇ、じゃあなんで氷室だけ連れて行くんだこのムッツリスケベ! 氷室もついでなんだから、こいつに頼めばいーじゃんかぁ!」 「誰がムッツリスケベだ、誰が」 こいつ、と言いながら俺を指差す蒔寺。 鼻先に突きつけられたその指を思わず右手でそらしてやる。 対する氷室はわずかに目を細めてため息を吐く。 「あいにく、私は君ほど豪儀な性質を持ち合わせてはいないのでな」 「なにをぅ? この穂群原の乙女に向かって豪儀とは何事かぁ!? 大体ね、あたしが豪儀なんじゃなくて衛宮が働き蜂性質なだけだろ。 こいつは働かないとストレスが溜まるワーカーホリック症候群だからね」 「え、衛宮くん病気だったの!?」 人を勝手に現代病患者に仕立て上げないでいただきたい。 しかし、このままだと話が進まないので、仕方なく流すことにする。 「三枝さん、アレは悪質な冗談の類なのであまり真に受けないように。 それより蒔寺。注文はなんだ?」 「あ、アタシ焼きそばパンとサラダサンドとコロッケパンとチョココロネ、 飲み物はレモンティーでよろしくー!」 一転して、矢継ぎ早に品名をまくし立てる蒔寺。 こいつ、持参した弁当を平らげた上にまだそんなに食うというのかっ。 「……いいけど。代金は後でちゃんと払えよ、蒔寺」 「では行こうか、衛宮。そろそろ購買戦線も佳境だろう」 注文を頭の中で復唱していると、氷室が先に階段へ向かっていた。 確かに、時間はそろそろ昼休みに入ってから十分を過ぎようとしている。 「じゃ、じゃあわたしたちは先に教室に戻ってるね」 「360秒以内に戻って来いよー!」 という二人の声を背中に受けながら、俺は氷室とともに購買へ向かった。 415 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/08/25(金) 00 38 32 購買はごった返す生徒の人だかりで、一種の祭と化していた。 並ぶ生徒たちの最前列では、殺到する注文の応対にかかりっきりのおばちゃんたちの姿が見える。 俺たちはなんとかその中に入り込み、順番待ちをしている最中だった。 「ところで……氷室って昼は購買派だったのか?」 待っている間、ふと気になったことを後ろに居る氷室に訪ねてみた。 彼女ら三人組とは、蒔寺が備品の修理を押し付けたりされたので、それなりに見知った関係だが、氷室が昼食に購買を利用していた、というのは初耳だった。 「いや、基本的には弁当を持参している」 俺の背中越しに、氷室はしれっと答えた。 「今日はたまたま……いや、ここ数日はたまたま、持ってこられなかっただけだ」 わざわざ言い直す氷室。 その言い方に……少し、違和感を覚えた。 「ここんとこ弁当なしって……なんかあったのか?」 「衛宮が気にするようなことではないさ。それより……とっ」 氷室が何か言いかけたと同時に、不意に後ろから押されたのか、氷室の身体が前方によろめいた。 ちなみに、氷室の前に立っているのは言うまでもなく俺である。 「おっ……」 反射的に身体を捻って氷室の身体を支えようとする。 ……ところで。 至近距離で、更にこちらへよろめいてきた氷室を、俺が腕で支えるとどういうことになるだろうか。 「……あ」 「……う」 答え。 丁度俺の腕の中に、氷室がすっぽりと納まってしまったのだった。 お互いに一文字だけ声を出した後、何故か沈黙してしまう俺と氷室。 先に口を開いたのは、俺のほうだった。 「えっと、その、だ、大丈夫か氷室」 「…………ああ、問題ない。すまないな、衛宮」 「いや、俺のほうこそ……」 支えるつもりが、こんな体勢になってしまって申し訳ないというか。 女の子をこういう風にしているのはひどく恥ずかしいものがある。 しかし……こうして密着してみて判ったが、氷室の身体は小さかった。 いや、背の高さで言えば蒔寺、氷室、三枝の順で高いのだろうが、氷室の身長は最近身長が伸び始めた俺よりも、頭半分ほど低い。 加えて俺が両手で支えている氷室の背中と二の腕は、適度な筋肉と女の子らしい柔らかさを兼ね揃えていて実に……。 「衛宮、その……前、列が開いているぞ」 「え?」 氷室の声で、我に返った。 見れば、俺の列の前の生徒は既に注文を済ませ、次は俺の番になろうとしていた。 更に言えば俺は未だに氷室を支えたままであって、つまり氷室IN俺の腕。 「あ、す、すまん氷室っ!」 慌てて氷室から身体を離す。 氷室はそのまま、一人でしっかりと立って…………あれ? 「……気にしないでいい。あれは不可抗力だろう。 それより、早く注文を済ませてしまえ」 「あ、ああ。……すいません、えーと、焼きそばパンとカツサンドと……」 蒔寺の分のパンを注文しながら、俺の頭の中は別のことで動転していた。 ……先ほど身体を離すとき、ちらりと見えた氷室の左手。 その指先に、薔薇の指輪が鈍く光っていたのだから。 α:放課後、氷室にもう一度会ってみよう。 β:水銀燈との約束のため、まっすぐ帰る。 投票結果 α 5 決定 β 3
https://w.atwiki.jp/gs23/pages/256.html
修学旅行(共通)観光 枕投げに行かない 枕投げに行く お土産を選ぶ 修学旅行(共通) 観光 氷室「……つまり、それまでの絢爛豪華な寝殿 造りとその後隆盛を極める禅宗様式を 折衷した貴重な建築でもある。 ●●「はぁ……。 氷室「……君は、 私の話を聞いているのか? ●●「も、もちろんです! 氷室「……よろしい。 それでは今日の見学内容について、 後日レポートを提出するように。 ●●「えぇ〜!? 氷室「“えぇ〜”ではない。 提出期限は、修学旅行終了後 三日以内だ。 ●●(こうして氷室先生と一緒に、 観光名所を回った。) 枕投げに行かない 氷室「●●。 消灯時間はとうに 過ぎているはずだが? ●●「氷室先生!? あっ、今、 男子の大部屋が……。 氷室「人のことはよろしい。 早く自分の部屋に戻って 休みたまえ。 ●●「は〜い……。 ●●(怒られちゃった……。) 枕投げに行く 氷室「静かにしたまえ! 消灯時間は とうに過ぎているはずだ! 男生徒「やばい、先生だ!! みんな、隠れろ! ●●(早く隠れなくちゃ!) 氷室「君たちは高校生としての 自覚がないのか? 明日に備えて早く休みなさい。 男生徒「……行ったみたいだな。 みんな、もう出てきていいぞ! お土産を選ぶ 氷室「●●。 土産物を買う時間だ。 これから15分間、別行動とする。 氷室「15分後に集合だ。 旅先だからといって、くれぐれも 無駄遣いをしないように。 ●●「はぁい! ●●(お土産かぁ…… 氷室先生は、何を買うのかな?) 氷室「買い物は済んだか? ●●「はい。 氷室先生は? 氷室「京都には引率でほぼ毎年来ている。 土産物など、買う必要はない。 ●●「でも、お土産って、 その旅行の思い出なんだと 思うんですけど……。 氷室「●●。 私はここで、君と土産物について 議論するつもりはない。 ●●(うーん……。)
https://w.atwiki.jp/boyfriendkari/pages/2549.html
頭の回転が速く、テンションが一定でクールだが、 音楽&ベースに関しては熱心。 音楽以外のことに関しては興味が薄く、たまに喋ると毒舌。 新海とは幼馴染で、インディーズロックバンド「vanitas(ヴァニタス)」のBassとして活躍中。 絶対音感を持っていて、バンドの楽曲の作曲は主に渡世が担当している。 ――無口な絶対音感持ちの天才型ベーシスト エピソード +... 話 + ネタバレ [部分編集] ブロンズ1話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ゴールドSPECIAL 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 スチル width=568,height=320 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 話 + ネタバレ [部分編集] ブロンズ1話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ゴールドSPECIAL 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 スチル width=568,height=320 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 話 + ネタバレ [部分編集] ブロンズ1話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ゴールドSPECIAL 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 スチル width=568,height=320 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 話 + ネタバレ [部分編集] ブロンズ1話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ブロンズ3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー2話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 シルバー3話 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 ゴールドSPECIAL 主人公の台詞主人公の台詞 カレの台詞カレの台詞 スキンシップ +... あたまなで ほっぺぷに めがまわる おはなし +... カレ会話 カレ会話 二択会話 ボイス ボイス アクション会話 +... 考えごと? 椅子におすわり うたたね すやすや チラチラ 首かしげ へそ曲げ ぱちぱち 考え中 指をふりふり しずかにっ バキューン! うとうと ガッツポーズ 筋トレ中 ぷんすか やった〜! はにかみ がっくし びっくり! こまったなあ 手をふりふり おねがい! うたの練習 はい、どうぞ 床におすわり 読書中 床でくつろぎ ひとりごと +... つぶやき よし!
https://w.atwiki.jp/gs3_selif/pages/290.html
玉入れ(敵チーム)普通以下 友好 親友以上 借り物競走(スチルイベント) 玉入れ(敵チーム) 普通以下 宇賀神「残念ね。星の導きはこちらにある。」 友好 宇賀神「これは宿命の戦い。全ては星の導きのまま……」 親友以上 宇賀神「この戦いの結末だけは、わたしにも見えない……」 借り物競走(スチルイベント) 〇〇(次は借り物競走だ。準備しなきゃ!) : 生徒「位置について。よーい……」 〇〇(えぇと、借り物は、…『親友』?) 〇〇「……よし!」 宇賀神「バンビ?」 〇〇「宇賀神さん、一緒に来て!」 宇賀神「あっ……」 : 〇〇「うぅ……ビリか。」 宇賀神「ゴメン。でも、急に引っ張られてもわたし……」 〇〇「ううん、わたしこそゴメン。意外な借り物だったからちょっと焦っちゃって……」 宇賀神「意外……なに?」 〇〇「うん、これ。」 宇賀神「…………」 〇〇「宇賀神さん?」 宇賀神「……ありがとう。」 〇〇「ん?」 宇賀神「わたし、バンビと友達になれて本当によかった。」 (タッチ会話) 宇賀神「こんなに心があったかくなる幸せって、初めて……」 〇〇「ふふっ、どうしたの? 宇賀神さん。」 宇賀神「バンビ、大好き。」 更新日時 : 2024/01/18 03 12 39 wikiトップ|▲ページ TOP メモ欄 枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 メモ wikiトップ|▲ページ TOP
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ザハロフ ※掲載ステータスは昇進/熟練度強化なしでLv上限まで上げたものです。 ザハロフ 役割 キャスター レア度 ☆6 入手先 スカウト 絵師 なまコブラ 攻撃 340 HP 1536 防御 77 所属 アンバードン スチル 1 コスト 21 ブロック 1 魔法耐性 15 攻撃速度 1.8 再配置時間 70 攻撃範囲 特性 敵に魔法ダメージを与える ※範囲ダメージ 素質 砂の楼閣 配置時に、攻撃力250%のダメージをランダムな味方3体に与える。ダメージを与えた1体につき、攻撃力+50 ※この能力で味方のHPが0になる事は無く、必ず1残る スキル 1.ライフドレイン 射程内の敵にランダムに攻撃力100%の攻撃をN回行い、与えたダメージの30%分HPを回復する 必要SP:40,初期SP:10 ※ver.1.1.1以前は必要SP:8,初期SP:3だった 性能について 募集中 スチル 1.2021/12/24実装 セリフ + クリックすると開きます バトル勝利時: バトル敗北時:砂の民は諦めが悪く、工夫によって生き延びる。次は違う結果が待っているだろう。 + 交流 ……君か。生憎手が離せない。どうぞ、くつろいでくれ。 私からも、何か返したい。考えておこう。 海外の書物はどれも興味がある。頂いてもいいのかな。 ……あまり私に優しくしないでくれ。いや、迷惑ではないのだが。 ……これを!?君の趣味なら、まあ、受け入れるが。 貴重なものだ。大切にしよう。 コメント 名前
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【ゲーム名】KADEN N 前編 【ゲームジャンル】ノベル 【動作環境】Winmeで動作確認済み 【注意事項】18禁 【使用条件】個人プレイのみ 二次可 公開条件→こっそりとどうぞ 二次内容について グロ・病み・暴力・猟奇的など、危険度高いものはNG。 NLは可。というかむしろ作って下さい。見たいです(真顔 【ろだ消滅時の再うp】作者のみ再うp可 【wiki編集】作者編集可 【説明】なんちゃって現代設定のアンドロイドもの。プレイ時間約8分。 12月中旬という設定で、イチャイチャ明るめな内容。 登場人物は2名でBGMあり。立ち絵・分岐・おまけなし。 スチルは7ケ。 地雷ポイント 作者は本物のアンドロイドとかAndroid事情についての知識なし 主人公(人間)×アンドロ リバを強く思わせる内容 リバらない ツッコミ所満載過ぎる設定&ストーリー KADEN N 後編 http //www39.atwiki.jp/801game/pages/188.html KADEN N KISS http //www39.atwiki.jp/801game/pages/189.html KADEN N episode 0 前編 http //www39.atwiki.jp/801game/pages/196.html KADEN N episode 0 後編 http //www39.atwiki.jp/801game/pages/199.html 18歳未満の方のダウンロード、所持、プレイを禁止します。 パスは801 DL 18禁 エロ スチル有 ノベル プレイ時間短め 二次創作OK 吉里吉里 名前 コメント
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848 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/09/01(金) 00 02 56 無理だ、この空間に氷室を連れてくるのは無理だ……! 中の連中に気付かれないように、今度はゆっくりと引き下がる。 幸い、中にいる四人はセイバーの気迫に飲まれて――あのライダーすらも――、オレに気づいた様子はない。 「一旦、俺の部屋に連れて行くしかないか……」 そろりそろりと、廊下を逆に辿って玄関まで。 それにしても最近、家の中だというのに移動に気を使うことが多いなぁ。 玄関まで引き返すと、そこでは先ほどと同じ姿勢で待つ氷室の姿があった。 「待たせたな、氷室」 「む、もういいのか?」 俺を見て、片付けは終わったのか、と訊いてくる氷室。 まあ実際は片付けなどしていないのだが。 「ああ。……実はさ、今ちょっと客間も兼ねてる居間が家族で使われてて。 しばらく使えそうに無いんだ」 「そうなのか?」 「うん、それで悪いんだが、話は俺の部屋でってことでいいか?」 ……良く考えたら、俺の部屋なら他の住人に聞かれないだろうし、割とベストな選択なんじゃないか? 俺がそんなことを考えながら、氷室にそう提案すると……。 なんか、氷室が絶句してる。 「……っ!? …………!?」 言葉も出ないらしい。 何でこのタイミングで氷室が固まるのか。 何であんな熟したトマトみたいな赤い顔をしてるのか。 それも凄い勢いで。 額に汗を滲ませて、早まるな、一度踏み込めば二度と拒めぬわ、という修羅の如き葛藤。 というか本当にどうしたんだ氷室、顔の赤さが尋常じゃないぞ。 もしかして嫌なのか。 この木と土で築百年ぐらい経過して切継が住み着いたあげく 現在俺の家今後もマスターの駆け込み寺みたいなこの家に入るのが嫌だというのか。 だとしたらまずい。 氷室もまずいが俺にしてもまずい。 あの指輪、絶対危険な何かが含まれてる。 そうでなければあの神秘の説明が出来ない。 「……どうしたんだ? ここで立ってても話できないだろ。中に入れよ」 とにかく氷室を中へ誘う。 「……………………」 用心しながら……いや、氷室がナニを用心しているのか俺には解らないが……ともかく用心しながら俺を窺う氷室。 「――――――――――」 じっと氷室の様子を観察する。 ……おかしい。 氷室の顔が更に赤くなっていく。 氷室、一体どうしたって言うんだ……と、喉を鳴らした時、不意に氷室が顔を上げた。 「――――――――――――」 「――――――――――――」 視線が合う。 氷室鐘は、相変わらず赤い顔で俺を見つめて。 「するつもり、なのか――――?」 「は?」 よくわからないことを、口にした。 853 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/09/01(金) 00 26 19 「するつもりって、なにがさ」 「いや、だから、え、衛宮の部屋でその、なにをするつもりなのだ、と……!」 「なにを、って」 それは学校で既に言ったはずなのだが。 氷室に個人的な話がある、と言って俺の家に招待して、そのまま俺の部屋に案内しようと――――ちょっと待て。 氷室を……? 俺の部屋……に? 連れ込んで……? 「あ」 わかった。 俺わかっちゃいました、紳士。 これは俗に言う、『お持ち帰り』という奴ではないでしょうか? ――多分大正解です紳士。 「ど、どどどどどどどどぉっ!?」 脳内紳士協議を開いてる場合じゃない! 話は俺の部屋で、だとぉ!? な、なにを言ってるんだ俺は!? 「ちちちちち違うぞ氷室、待て、誤解が、それはとんでもない誤解が!!」 「な、なにが誤解だというのだ、衛宮某! 女子をここまで連れ込んできて、何か申し開きがあるとでも言うのか!?」 自分の肩を抱いて一歩後ずさる氷室。 いや、確かに言い訳の余地は限りなく零に近いけど! 自分でもこりゃあかんわって意見が濃厚だけど! 「俺は単純に、氷室と話したいことがあるってだけだ! 特に他意はない!!」 「う、嘘を……」 「居間には家族もいるって言ったろ!? 俺の家、古い造りだからさ、部屋でそんなことしたら他の家族にばれるって! だからやましいことは絶対ないから!」 おお、口からでまかせの割には信憑性のあることが言えてるぞ俺! 俺の言い訳に一理あると思ったのか、氷室が――それでも半信半疑そうに――恐る恐る尋ねてくる。 「……本当に、話をしたいだけなのか?」 「本当の本当だ。 もし氷室にやましいことをしたら、俺はゼロカウントで藤ねえに殺される」 身内から犯罪者が出ることも、俺自身が犯罪者兼被害者になるのも断じて御免被る。 俺が戸を開けて手招きすると、氷室はようやく、といった感じで俺の家の仕切りをまたいでくれた。 855 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2006/09/01(金) 00 28 30 「――――そうか。 だが衛宮、今後はそういう物言いはやめたほうがいいぞ。 その、色々と誤解を招くからな」 「わかった、気をつける」 全力で頷く。 こんな発言を遠坂あたりに聞かれたら、一生モノの貸しが作れてしまう。 彫刻刀で掘り刻むように、しっかりと肝に銘じながら、氷室に先導して部屋まで案内する。 「本当にその気はないと見るべきなのか……まあ、衛宮だからな……」 途中、後ろで氷室がなにか言ってた気がするが、小声だったのでよく聞こえなかった。 程なく俺の部屋へ辿りつく。 「ここが俺の部屋。何もないけど、まあ座ってくれ」 「ふむ。……本当に何もないな」 俺の部屋を見渡して、正直な感想を述べてくれる氷室。 言葉の通り、俺の部屋は基本的に物が少ない。 これでも最近はライダーに借りた本をしまうための本棚とかが増えたのだが……それはおいておこう。 押入れから座布団を引っ張り出すと、それを氷室へ勧める。 と、居間が占拠されているために台所が使えないことを思い出した。 「悪い、居間を家族に占領されてるせいで茶の用意もできないんだ」 「そうか。実を言えば少し期待していたのだが」 「すまん」 俺が謝ると、氷室はかすかに笑って見せた。 もしかして、今のは冗談だったのか……? 「いいさ。……では早速本題、ということでいいのかな、衛宮? 私と二人っきりでしたい話とは、一体なんなのだ?」 いつものペースを取り戻したのか、氷室の会話は間をおかずに進展する。 そうだ、色々と誤解を招きかねない言動を弄してここまで氷室を連れてきたのも、全ては氷室に尋ねたい事があったからなのだ。 俺は氷室の正面、向かい合うような位置で座ると、一度大きく深呼吸をした。 さて、果たしてどう尋ねてみればいいのだろうか……? α:「その薔薇の指輪、どうしたんだ?」と軽く尋ねてみる。 β:「最近、なにか変わったことがなかったか?」と少し突っ込んでみる。 γ:「薔薇乙女《ローゼンメイデン》って知ってるか?」と核心を突いてみる。 δ:「実は俺もミーディアムなんだ」と一気にカミングアウトしてみる。 投票結果 α 5 決定 β 0 γ 0 δ 0
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行きつけの店 ●●「どうもありがとうございます。 わざわざ家まで……。 ●●「……アレ? 今の、何の音ですか? 氷室「……私としたことが……。 ●●「氷室先生? 氷室「エンジンに故障が発生した。 停止する。 ・ ・ ・ ●●「修理の人、来ませんね……。 氷室「渋滞しているらしい。 ●●「……少し、冷えますね。 氷室「秋の夜だからな。 ●●「………………。 氷室「……車を降りなさい。 近くに知り合いの店がある しばらくそこに避難する。 店主「よう、零一! ……あれ? 珍しいな、デートか? 氷室「くだらないことを言うな。 私の生徒だ。 店主「へぇー、生徒ねぇ……。 オーダーは? いつものでいいか? 氷室「生徒の前でアルコールを 飲むわけがないだろう。 レモネードだ。 店主「じゃあ、生徒さんは? 氷室「レモネードを2つだ。 店主「はいはい……。 店主「それにしても、零一がこの店に カノジョを連れてくるとはね……。 雪でも降るかな? 氷室「……何度も言わせるな。 私のクラスの生徒だ。 店主「ハハハ! ……ねぇ、生徒さん。 こいつ、教室でもこの調子? ●●「えーと、大体そうです。 店主「やっぱりそうか! 子供の頃から 先生みたいだったもんな、零一は。 ●●「マスターさんは、 氷室先生の幼馴染なんですか? 店主「そうだよ、 小学校の頃から一緒だ。 こいつの秘密は何でも知ってる。 氷室「余計なことを言うな……。 店主「じゃあね。 またおいで。 次は零一の子供の頃の話をしよう。 ●●「はい! 氷室「コラ、調子に乗るな。 帰るぞ。
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3人男子アーチなしもしかして笑った? 意外と食べない 楽しく食べるのが大事 サーフィンの勝敗 分かってても聴く アーチ:風真風真くんといい感じ? ふたりだけで話すこと アーチ:颯砂お弁当もよさそう 颯砂くんとの仲 アーチ:氷室氷室くんと付き合ってる? ふたりとも淡々と 2人男子風真・颯砂(アーチなし)先輩と後輩 氷室くんのすごさ 風真・颯砂(アーチ:氷室)いいところはどこ? 幼なじみでランチ 風真・氷室(アーチなし)颯砂くんの運動能力 怒ったことがない? 風真・氷室(アーチ:颯砂)学食にいない理由は 甘い言葉 颯砂・氷室(アーチなし)見過ごすのは珍しい 変な事って何? 颯砂・氷室(アーチ:風真)後輩の女子に人気 何もしないのは メモ欄 3人男子 アーチなし もしかして笑った? 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 意外と食べない 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 楽しく食べるのが大事 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 サーフィンの勝敗 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 分かってても聴く 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 アーチ:風真 風真くんといい感じ? 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 ふたりだけで話すこと 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 アーチ:颯砂 お弁当もよさそう 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 颯砂くんとの仲 風真「………」 氷室「………」 颯砂「なんで黙ってんだ?」 風真「なんでもねぇよ……」 氷室「最近お二人は、ずいぶん仲を深めたようですね?」 颯砂「はっ?二人って……」 〇〇「えっ……」 颯砂「ああ、そうか。変な気は使うなよ。」 風真「……使わせんなよって話だ。」 颯砂「そんなこと言ってもさ、二人で出かけた話するのも変だろ?」 氷室「僕は聞きたいですね。ノゾム先輩が君と二人の時、どんな感じか興味あるし。」 風真「好きにしろよ……」 〇〇「ほ、ほら。4人で出かける話とかしよう?」 風真「で、颯砂はどんな感じな感じなんだよ?二人の時。」 〇〇「ええっ?」 氷室「リョータ先輩も興味津々みたいですし、どうぞ。」 颯砂「特別なことは話してないよ。学校のことが多いかな?御影先生や玲太やイノリのことも話すしな。」 風真「ふーん、安心した。トレーニングとか、筋肉の話とかだったらこいつが可哀そうだと思ってた。」 氷室「ですね。意外とちゃんとしてるんだ、ノゾム先輩。」 颯砂「オレをなんだと思ってるんだよ。」 〇〇(二人とも、わたしと颯砂くんの関係を気にしてくれてるみたい) アーチ:氷室 氷室くんと付き合ってる? 風真「ふぅ……」 颯砂「うーん……」 〇〇「風真くんも颯砂くんも、どうかしたの?」 氷室「そうですよ、なんです?」 颯砂「あのさ──」 風真「颯砂、待て。」 颯砂「いいんだって。こういうのはさらっと言うのが一番。」 〇〇「なにかあったの?」 颯砂「きみとイノリは付き合ってるのか?」 氷室「えっ……!?」 〇〇「えっ……!?」 風真「何、同じ反応してんだよ。」 颯砂「まあ、オレたちも色々思うことはあるけど、二人でランチしたかったらちゃんと言えよ?」 氷室「それを言いたかったんですか?面倒臭いセンパイたち。」 風真「はあ?どういうことだよ。」 氷室「4人で食べたいから、ここにいるんです。君もそうでしょ?」 〇〇「う、うん。」 風真「そーですか。」 颯砂「なんだよ、せっかく気を遣ったのにさ。」 氷室「そんな心配、無用です。」 〇〇(うう、なんだか居づらいような……?) ふたりとも淡々と 颯砂「きみもイノリも、淡々としてるよな……」 〇〇「え?」 氷室「なんのことです?」 風真「ああ。もう少しなんかないのかよ?」 氷室「二人とも、さっきから何を言っているんですか?」 颯砂「のろけたり?そうじゃなくても、ソワソワしたり、なんかあるじゃん?」 颯砂「付き合ってるんだろ?」 氷室「ん?」 〇〇「え?」 風真「ええ!?おまえ、直球すぎだろ……」 颯砂「玲太が一番いい反応してどうすんだって……」 氷室「そもそも僕たちは、お二人の好奇心を満たすためにここにいるわけじゃありません。」 颯砂「そうかもしんないけどさ、少しくらいなんかないのかよ。な、玲太?」 風真「別にいいんじゃね。こいつらの勝手だろ。」 颯砂「あ、急に何かっこつけてんだよ。あんなに気にしてたくせに。」 風真「気にしてない。」 氷室「はぁ……好きにしてください。ね?」 〇〇「ふふっ、うん。風真くんと颯砂くんの方がソワソワしてるね?」 颯砂「はぁ……」 風真「もうやめとこうぜ。むなしいだけだ。」 風真「見守ってるよ……好きにしろ。」 氷室「どうもありがとうございます。」 〇〇(風真くんと颯砂くん、わたしたちのこと、気にしてくれてるんだな……) 2人男子 風真・颯砂(アーチなし) 先輩と後輩 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 氷室くんのすごさ 風真「今日、イノリなんで来ないんだ?」 颯砂「学年集会の準備がどうのって言ってた。」 風真「そうか、あいつ学年が違うんだよな。」 〇〇「ふふっ。いつも一緒だとそんな気がしないね?」 颯砂「それがあいつのすごいとこだよ。部活の後輩じゃ、こうはなれなかったと思う。」 風真「へー。颯砂は陸上部じゃ、そんなに怖いのかよ。」 颯砂「さあな。一緒に走ってみるか?」 風真「いやだよ。お前に追いかけられるのは恐い。幼稚園の頃を思い出す。」 〇〇「ふふっ。恐くはないけど、颯砂くんも玲太くんも学校の有名人だから普通に話せる氷室くんすごいと思う。」 颯砂「普通に話すどころか、どっちかって言うと上から突っ込んでくるよ。」 風真「だな。リョータ先輩はわかりやすいですね、とかにやけて言ってくる。」 颯砂「ま、それは事実だあから。」 風真「何だよそれ。」 〇〇(ふふっ!氷室くん、今頃くしゃみしてるかな) 風真・颯砂(アーチ:氷室) いいところはどこ? 風真「今日、イノリは?」 颯砂「学年が違うと色々あるんだろう?」 風真「ま、来たけりゃ、遅れてくるか。」 颯砂「自分の知らないとこでオレたちが何言ってるか、気にしてるのかな?あいつ。」 〇〇「ふふっ、そんなこと気にするかな?」 風真「気にしてなさそうで、気にしてる。それがかわいいとこでもあるけどさ。」 颯砂「そうかもな。で、きみもそういうとこがいいの?」 〇〇「え?」 風真「何言ってんだよ、颯砂。」 颯砂「いいじゃん。イノリいないんだし。一度、きみに聞いてみたかったんだ。」 颯砂「イノリの好きなところ。」 風真「はぁ、勝手にしろよ。俺は聞きたくねぇよ。」 颯砂「じゃあ、耳でもふさいでろって。」 〇〇「急にそんなこと言われても……わからないよ。」 風真「「わからない」じゃ、対策もできないだろ?」 颯砂「玲太、聞かないんじゃないのかよ。」 風真「うるさい。で、どうなんだよ。」 〇〇「ええ?うーん……」 風真「あー、やっぱり、いい。」 颯砂「なんなんだよ。」 〇〇(?風真くん、どうしたんだろう?) 幼なじみでランチ 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 風真・氷室(アーチなし) 颯砂くんの運動能力 〇〇「颯砂くん、一緒じゃなかったんだね?」 風真「さっきメッセージ来てさ。今日はやめとくって。」 氷室「体育の授業でピンピンしてるのは見かけましたよ。」 風真「そういえば校庭から颯砂の笑い声、聞こえてきたよな?」 〇〇「えっ、そうだったかな?」 氷室「体育なんて、ノゾム先輩にとっては、遊びみたいなもんでしょうね。」 風真「そう、あいつの運動能力は桁外れだ。ほんと、違うクラスでよかったよ。」 〇〇「どうして?」 風真「よく考えてみろよ。週に3コマも、颯砂の独壇場を見せられるんだ。」 氷室「うん。初めて学年が違ってよかったと思いました。」 〇〇(男子って、運動で負けるの嫌なのかな……?) 怒ったことがない? 氷室「ノゾム先輩がいないと、席が広いですね。」 風真「そうだな。物理的な話だけじゃなくて、見えない圧もすごいからな。」 〇〇「ふふっ。颯砂くん、いつも元気だからね。」 氷室「ノゾム先輩がいると、2度くらい気温あがりますよね。冬は助かりますが。」 風真「暖房扱いかよ。怒られるぞ?」 氷室「……そう言えば、ノゾム先輩が怒ったって記憶ないですね。」 〇〇「うん、そうかも?小さいことはあまり気にしないのかな。」 風真「…………」 氷室「……らしいですよ、リョータ先輩?」 風真「どういう意味だ?」 氷室「さあ?そういうところじゃないですか?」 風真「……〇〇、おまえもそう思ってるのかよ?」 〇〇(えーと、なんて答えれば……) 風真・氷室(アーチ:颯砂) 学食にいない理由は 風真「颯砂、今日どうしたんだ?」 氷室「なにかあったんですか?」 〇〇「えっ、わたしに聞いてる?」 風真「おまえ以外に誰に聞くんだよ……ったく」 氷室「おとぼけが過ぎますね。ノゾム先輩と君が急接近してるのは、僕たちもわかってますから。」 風真「……別にいいよ。良くないけど、いいよ。」 氷室「何言ってるんですか?」 風真「別に悪いことじゃないって言ってるんだ。二人で出かけてんだろ。」 〇〇「えぇと……うん。最近、一緒に出かけたりしてるかも。」 風真「はぁ……だから、今日はなんかあったのかって聞いてんだ。」 氷室「ノゾム先輩がランチに来ないとか珍しいし。」 〇〇「あ!それなら……。」 風真「……どうしたんだよ?」 〇〇「お小遣いがって……。」 風真「……おい。」 氷室「僕たちの心配した気持ちを返してほしい。」 風真「小遣いは計画的に使えって言っとけよ。……ったく。」 〇〇(そっか……二人とも颯砂くんとわたしのこと、気にしてくれてるんだな) 甘い言葉 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 颯砂・氷室(アーチなし) 見過ごすのは珍しい 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 変な事って何? 颯砂「玲太、今日は御影先生に手伝い頼まれてるって言ってたよな?」 氷室「ええ。さっきリョータ先輩に釘刺されました。」 〇〇「え?」 氷室「「変な事」を君に吹き込むなって。」 颯砂「玲太らしい。きっと今頃さ、ヤキモキしてんだよ。」 〇〇「えーと……「変な事」って?」 氷室「難しいですよね。もっと具体的に口止めしてくれないと。」 氷室「例えば、リョータ先輩が君とお花畑にいる夢を見たとか?」 〇〇「えっ?」 颯砂「イ、イノリ……おまえ、怖いやつだな。」 氷室「どうしてですか?今のがリョータ先輩が言う「変な事」なのかわからないし。」 颯砂「よーく、わかった。イノリへの口止めは具体的にするよ。」 氷室「ノゾム先輩の言う「変な事」ってなんですか?」 颯砂「それはさ──」 颯砂「……って言うかよ。」 氷室「もう少しで言っちゃいそうでしたね。」 颯砂「こわ……」 〇〇「ふふっ!風真くんも颯砂くんも、氷室くんには敵わないんだね?」 颯砂「イノリは策士だからさ。そうだ、きみが知ってるイノリの「変な事」教えてよ。」 氷室「はぁ?ちょっと何言ってるんですか。」 〇〇「氷室くんの変な事……?」 氷室「考えなくていいから。」 颯砂「ふーん、こりゃいいな。玲太に教えてやろう。」 氷室「な、なにをです?」 颯砂「イノリをけん制するには、きみの持ってる情報がカギだってさ。」 〇〇(えぇと……氷室くんにすごいにらまれてるような気がするけど、何のことだろう……?) 颯砂・氷室(アーチ:風真) 後輩の女子に人気 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 何もしないのは 〇〇「000000000」 男子「000000000」 〇〇「000000000」 男子「000000000」 更新日時:2024/05/28 17 26 09 wikiトップ|▲ページ TOP メモ欄 枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 メモ wikiトップ|▲ページ TOP